2009年11月

2009年11月27日

仮想空間の土地取引で勧誘、マルチ業者を処分

「インターネット上の仮想空間の土地を先行取得すれば、必ずもうかる」などとして、会員を勧誘していたマルチ商法(連鎖販売取引)業者に対し、消費者庁は27日、特定商取引法違反(不実の告知など)で6か月間の一部業務停止を命令した。
会員数は2年余りで2万3000人に上り、約100億円を売り上げたとみられる。

仮想空間はほとんど作られていなかったという。



11月27日 読売新聞


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2009年11月12日

アポ電詐欺、急増、携帯の番号変わったと事前連絡で警戒緩ます

被害者宅に、携帯電話の番号変更を伝える電話を事前に入れて警戒を緩ませる「アポ電」の手口のオレオレ詐欺が10月に急増し、全体の7割を占めたことが分かった。オレオレ詐欺被害の8割以上が東京、愛知など6都県に集中していることも判明。警察庁は「振り込め詐欺に対する注意力が低下し、すきが生まれている。番号が変わった、という電話は詐欺の予兆」と注意を呼びかけている。

10月(1〜27日)の振り込め詐欺の認知件数は469件で被害総額は7億9251万円。このうち、オレオレ詐欺は255件(前月同期比30件増)、4億9998万円(同1億3967万円増)で、それぞれ全体の54.4%(同7.1ポイント増)、63.1%(同5.5ポイント増)を占める。

警察庁によると、統計を取り始めた04年7月以降、オレオレ詐欺の割合が5割を超えたのは04年の2回だけで、この10月の多さは際立っている。このうち、警察官をかたり、キャッシュカードを実際に受け取りに来る手口を除いた238件(未遂3件含む)のオレオレ詐欺被害のうち、アポ電を伴うものは約72%に上った。

アポ電の手口としては、都内のある被害者宅に次男を名乗る男から「携帯をトイレに落としたから番号が変わった。声が変なのは風邪を引いてるから」と連絡があった。その1時間後、再び男が電話をかけてきて「同僚の借金の保証人になった。200万円貸して」と懇願したため、被害者は指定口座に全額を振り込んだという。

11月12日 毎日新聞

sagihanzai at 22:00|Permalink 詐欺 

2009年11月06日

就活学生狙い強引勧誘 高額セミナーや講座 トラブル相次ぐ

就職活動中の大学生が就職相談として、高額な英会話教室などに勧誘されるトラブルが相次いでいることが、国民生活センターのまとめで分かった。消費者庁は文部科学省を通じ、全国の大学などに注意喚起を要請した。

センターによると、トラブルの多くは会社説明会の会場から出てきた学生を呼び止め、就活に関するアンケートを実施。後日、「就活に役立つ話が聞ける」などと電話をかけ、高額な英会話教室や自己啓発セミナーに勧誘する手口。「このままでは就職はうまくいかない」と学生の不安につけ込み、強引に契約させるケースも目立つという。

同様のトラブルは平成16年以降、1044件寄せられ、年々増加。今年は9月末までに昨年同期を20件上回る96件の相談があった。平均契約額は67万円と高額で、外国語教室やセミナーのほか、資格講座やパソコン教室を契約させるケースもみられた。

11月6日 産経新聞

sagihanzai at 22:09|Permalink 詐欺 

2009年11月03日

催眠商法6人逮捕、高齢者に高額商品売りつけ

販売目的を隠して高齢者を勧誘し、高額な家庭用温熱治療器を売りつけたとして、千葉県警は2日、相模原市の訪問販売会社を実質的に経営する会社員の容疑者と同社の社員ら5人の計6人を特定商取引法違反(販売目的を隠した勧誘)の疑いで逮捕したと発表した。
昨年12月から今年9月にかけて、催眠商法と呼ばれる手口で、26都府県の高齢者約1000人に製品を売りつけ、約2億4000万円を売り上げていたとみて調べている。

11月3日 読売新聞

sagihanzai at 07:37|Permalink 詐欺 
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