2009年12月
2009年12月27日
2009年12月26日
振り込め詐欺、携帯が感知=だまし文句認識、警報音−名古屋大教授ら開発へ
振り込め詐欺の被害者が携帯電話による指示で現金自動預払機(ATM)から現金を振り込むケースが多発しているため、名古屋大(名古屋市)を中心とする研究グループが、犯人がよく使うだまし文句などを識別し、警報を鳴らすシステムを組み込んだ携帯の開発を始めた。富士通(東京都港区)や名古屋銀行(同市)なども研究に参加し、3年後の実用化を目指す。
会話などから特定の言葉を識別する富士通の音声認識ソフトをベースに開発を進めるという。警察庁からも、「事故」「警察官」「弁護士」「還付金」など、振り込め詐欺の犯人が頻繁に使う言葉のデータを提供してもらい、研究に利用する。
また、犯人と会話している時の、被害者の声の調子や手の汗の量、左右の手で携帯を持ち替える回数などから、緊張や動揺といった異常を感知し、警報を鳴らすシステムの開発も進める。
12月26日 時事通信
会話などから特定の言葉を識別する富士通の音声認識ソフトをベースに開発を進めるという。警察庁からも、「事故」「警察官」「弁護士」「還付金」など、振り込め詐欺の犯人が頻繁に使う言葉のデータを提供してもらい、研究に利用する。
また、犯人と会話している時の、被害者の声の調子や手の汗の量、左右の手で携帯を持ち替える回数などから、緊張や動揺といった異常を感知し、警報を鳴らすシステムの開発も進める。
12月26日 時事通信
2009年12月02日
2009年12月01日
内職商法、教材販売業者を捜索、被害5億?
東京都の教材会社が、主婦らにあて名書きの内職を持ちかけ、高額の教材を売りつけていたとして、千葉、島根、大分県警は1日、特定商取引法違反(不実告知)の疑いで、同社など都内や栃木、神奈川県の関係先6か所を捜索した。
被害は昨年1月〜今年6月、全国46都道府県の約1500人、総額約5億円に上るとみられる。
同社は昨年5月から同年12月、いずれも島根県内の主婦6人に「月5万円くらい、多くて10万円くらい稼げる」「仕事が入れば代金は戻る」などと言って、「作業キット」と呼ばれるペンやテキスト、折り紙セットなどの教材を約35万円で販売したという。
販売後は約2か月間、トレーニングと称し、主婦らに無報酬であて名書きをさせた後、プレ作業と称して4〜6か月間もほとんど報酬を払わないまま同様の作業をさせていたという。全国の消費生活センターには、計約700件の被害相談が寄せられている。
12月1日 読売新聞
被害は昨年1月〜今年6月、全国46都道府県の約1500人、総額約5億円に上るとみられる。
同社は昨年5月から同年12月、いずれも島根県内の主婦6人に「月5万円くらい、多くて10万円くらい稼げる」「仕事が入れば代金は戻る」などと言って、「作業キット」と呼ばれるペンやテキスト、折り紙セットなどの教材を約35万円で販売したという。
販売後は約2か月間、トレーニングと称し、主婦らに無報酬であて名書きをさせた後、プレ作業と称して4〜6か月間もほとんど報酬を払わないまま同様の作業をさせていたという。全国の消費生活センターには、計約700件の被害相談が寄せられている。
12月1日 読売新聞