2011年07月
2011年07月25日
太陽光発電、押し売り続出。「格安」実は割高
住宅用の太陽光発電システムをめぐり、訪問販売業者による強引な押し売りが続出している。
東日本大震災後の電力不足を背景に、その日のうちの契約を強要したり、玄関に何時間も居座ったりする悪質なケースも出ている。国民生活センターに寄せられた相談件数は4月以降、昨年同期比で約3割増えており、消費者団体は「契約は急がず、複数の見積もりを取って見比べてほしい」と呼びかけている。
「営業所が被災して仕事が出来なくなった。格安で提供するので買ってほしい」。東海地方の無職男性は震災後に業者の訪問を受け、設置費込みで330万円で契約した。だが、後からインターネットで調べると同じ商品が200万円で販売されており、同センターに5月、「減額できないか」と相談した。
同センターによると、太陽光発電システムについての苦情は4月以降、前年同期比181件増の756件(25日現在)。約8割が訪問販売のトラブル。
読売新聞 7月25日
東日本大震災後の電力不足を背景に、その日のうちの契約を強要したり、玄関に何時間も居座ったりする悪質なケースも出ている。国民生活センターに寄せられた相談件数は4月以降、昨年同期比で約3割増えており、消費者団体は「契約は急がず、複数の見積もりを取って見比べてほしい」と呼びかけている。
「営業所が被災して仕事が出来なくなった。格安で提供するので買ってほしい」。東海地方の無職男性は震災後に業者の訪問を受け、設置費込みで330万円で契約した。だが、後からインターネットで調べると同じ商品が200万円で販売されており、同センターに5月、「減額できないか」と相談した。
同センターによると、太陽光発電システムについての苦情は4月以降、前年同期比181件増の756件(25日現在)。約8割が訪問販売のトラブル。
読売新聞 7月25日
2011年07月19日
「節電」詐欺・窃盗にご注意!計画停電に乗じた訪問販売―個人、企業問わず勧誘
再実施の可能性も残る計画停電。猛暑の夏、節電をうたい文句にした悪質な訪問販売や不審な電話などが相次いでいることが19日、東京電力や関西電力などへの取材で分かった。東電などはインターネットのホームページ(HP)で注意喚起。「不審に感じたらすぐに問い合わせてほしい」と呼び掛けている。
東電や関電には、東日本大震災後、社員や関係会社社員を名乗って節電機器や小型変圧器の購入をあっせんされたり、省エネルギーのアンケートを装って家族構成などを聞き出そうとされたりした顧客から問い合わせがあった。
計画停電などに乗じた手口で、ブレーカー調査などの名目で自宅に上がり込み、金品を盗む事件も起きているという。
中部電力でも「メーターやブレーカーの取り換え工事代を請求された」などの相談が複数寄せられ、同社は、今後被害が増える可能性があるとし、6月7日からHPで注意を呼び掛けている。
時事通信 7月19日
東電や関電には、東日本大震災後、社員や関係会社社員を名乗って節電機器や小型変圧器の購入をあっせんされたり、省エネルギーのアンケートを装って家族構成などを聞き出そうとされたりした顧客から問い合わせがあった。
計画停電などに乗じた手口で、ブレーカー調査などの名目で自宅に上がり込み、金品を盗む事件も起きているという。
中部電力でも「メーターやブレーカーの取り換え工事代を請求された」などの相談が複数寄せられ、同社は、今後被害が増える可能性があるとし、6月7日からHPで注意を呼び掛けている。
時事通信 7月19日
2011年07月15日
警察官装い200万円引き出す 容疑の少年再逮捕 滋賀
警察官を装った電話を三重県の女性にかけ、現金200万円を引き出したとして、県警捜査2課などは12日、詐欺と窃盗の疑いで、東京都八王子市の無職少年を再逮捕した。同署によると、「間違いありません」と容疑を認めている。
再逮捕容疑は、5月27日午後2時ごろ、三重県桑名市内の無職女性方に警察官をかたり電話をかけ、「警察で中国人詐欺グループを逮捕した。あなたの銀行口座が悪用されていた」などとうそをついたうえで、「警察のニシダ」と名乗って女性方を訪れキャッシュカードと預金通帳2通を詐取。同市内の銀行の現金自動預払機(ATM)から現金200万円を引き出したとしている。
産経新聞 7月14日
再逮捕容疑は、5月27日午後2時ごろ、三重県桑名市内の無職女性方に警察官をかたり電話をかけ、「警察で中国人詐欺グループを逮捕した。あなたの銀行口座が悪用されていた」などとうそをついたうえで、「警察のニシダ」と名乗って女性方を訪れキャッシュカードと預金通帳2通を詐取。同市内の銀行の現金自動預払機(ATM)から現金200万円を引き出したとしている。
産経新聞 7月14日
2011年07月02日
不正引き出し、高齢者使い被害3000万円 福岡で相次ぐ
北九州地区の郵便局で、高齢者を使って他人名義の口座から現金を不正に引き出す事件が相次いでいることが、捜査関係者などへの取材で分かった。被害は判明分だけで約3000万円に上る。福岡県警は、面識のない高齢者を利用した悪質な詐欺、窃盗事件とみて捜査している。
関係者によると、6月21日午後、福岡県苅田町の小波瀬郵便局に70代くらいの女性が1人で訪れ、北九州市門司区の女性名義の通帳と印鑑、保険証を示して約50万円を引き出そうとした。女性が「通帳は自分の物ではなく、外にいる男に頼まれた」と話したため、職員が男を連れてくるよう依頼。女性は外に行って戻ってきたが、男は現れず、局員が警察に通報した。女性は男と面識がなく、通帳や印鑑は盗まれたもので、女性は認知症の疑いがあるという。
事件後、県警が近隣の郵便局に注意を促したところ、前日の20日に福岡県行橋市の行橋郵便局に高齢の女性と若い男が一緒に現われ、北九州市小倉南区に住む女性(94)名義の通帳から約950万円を引き出そうとしたことが分かった。孫を自称する男は「祖母は認知症だ」と話したが、女性が「私の通帳ではない」と言ったため、職員が身分を証明するものの提示を求めると、姿を消したという。
その直後、小倉南区の曽根郵便局でこの通帳を使って950万円が下ろされていた。また数日前に、行橋郵便局で高齢女性が約500万円を引き出していた。
さらに27日には、北九州市門司区の女性(78)宅で通帳などが盗まれ、約1600万円が引き出される事件が起きた。直前に2人組の男が自宅を訪れており、県警は、女性が応対中に通帳などが盗まれたとみている。
郵便局株式会社九州支社(熊本市)は29日、高齢者を使った事件の発生と注意喚起のメールを福岡県内の郵便局に送信した。今後、注意喚起の範囲を九州全県に広げることも検討している。県警は「通帳を盗んだだけでなく、郵便局で疑われないよう高齢者を貯金引き出しに使った悪質な犯罪」として捜査している。
毎日新聞 7月2日
関係者によると、6月21日午後、福岡県苅田町の小波瀬郵便局に70代くらいの女性が1人で訪れ、北九州市門司区の女性名義の通帳と印鑑、保険証を示して約50万円を引き出そうとした。女性が「通帳は自分の物ではなく、外にいる男に頼まれた」と話したため、職員が男を連れてくるよう依頼。女性は外に行って戻ってきたが、男は現れず、局員が警察に通報した。女性は男と面識がなく、通帳や印鑑は盗まれたもので、女性は認知症の疑いがあるという。
事件後、県警が近隣の郵便局に注意を促したところ、前日の20日に福岡県行橋市の行橋郵便局に高齢の女性と若い男が一緒に現われ、北九州市小倉南区に住む女性(94)名義の通帳から約950万円を引き出そうとしたことが分かった。孫を自称する男は「祖母は認知症だ」と話したが、女性が「私の通帳ではない」と言ったため、職員が身分を証明するものの提示を求めると、姿を消したという。
その直後、小倉南区の曽根郵便局でこの通帳を使って950万円が下ろされていた。また数日前に、行橋郵便局で高齢女性が約500万円を引き出していた。
さらに27日には、北九州市門司区の女性(78)宅で通帳などが盗まれ、約1600万円が引き出される事件が起きた。直前に2人組の男が自宅を訪れており、県警は、女性が応対中に通帳などが盗まれたとみている。
郵便局株式会社九州支社(熊本市)は29日、高齢者を使った事件の発生と注意喚起のメールを福岡県内の郵便局に送信した。今後、注意喚起の範囲を九州全県に広げることも検討している。県警は「通帳を盗んだだけでなく、郵便局で疑われないよう高齢者を貯金引き出しに使った悪質な犯罪」として捜査している。
毎日新聞 7月2日